神戸・旧居留地は、神戸港の開港とともに誕生した歴史あるエリア。
外国文化と日本文化が混ざり合って発展し、近代の神戸を象徴する街並みとして今も多くの人が訪れる観光スポットです。地元の住民のみならず、市外から訪れた方も何度か歩いたことがあると思いますが、その魅力と歴史をまとめました。
🏛 旧居留地ってどんな場所?
旧居留地は、神戸港の開港(1868年)と同時に造られた外国人居留地です。1868年の開港に合わせて、外国人の住居や商館が建ち並ぶエリアとして整備されました。計画的に区画された街路や洋風建築が特徴で、当時の英字新聞では「居留地は東洋における最もよく設計された美しい街」と評されたほどです。
15番館(Building No.15)は、明治初期の外国商館の姿を、現在に残していて、1989年に国の重要文化財に指定されました。でも、その建物は、1995年の阪神・淡路大震災で倒壊し、現在の姿は復元されたものです。
居留地は東西約500m、南北約500mの範囲に整然と建設され、通りの格子状計画や街灯、下水設備なども整えられました。初期の126区画の多くは競売で売却され、外国人たちはビジネスや生活を営んでいきました。
📜 歴史の流れ
🛠 江戸末〜居留地の建設
神戸居留地の誕生は、日本が鎖国を終えて国際社会に開かれたことから始まります。幕末に日米修好通商条約などを結び、海外との交流が進んだ結果、神戸も外国人居留地として整備されました。
ヨーロッパの都市計画を取り入れた近代的な設計は、当時の外国人だけでなく、日本人にも大きな影響を与えました。
⚔ 戦争と震災
しかし、 第二次世界大戦や1945年の神戸大空襲 によって、多くの建物が破壊されました。戦後、旧居留地は再建・復興が進み、近代的なビルや商業施設が立ち並ぶようになります。
1980年代に入ってからは、残された洋風建築と歴史的景観が再評価され、ブティックやカフェ、レストランなどが進出。現在では 歴史とモダンが融合したエリア として人気の街並みになっています。
📍 散策ポイント
旧居留地では、歴史的な建物やモダンなショップが点在しており、歩くだけでも楽しいエリアです。高級ブランドのショップもこのエリアにあります。
旧居留地はとても広範囲なのですが、全体にハイカラな雰囲気です。歴史を知って訪れると外国の文化が入ってくる入り口だったんだなぁと感じられるはず。
ここには神戸市立博物館やKOBEとんぼ玉ミュージアムがあるのでちょっと寄ってみてはいかがでしょう。博物館でゴッホ展が開催されたときは毎日たくさんの人が訪れていました。
ここには北野武監督の「アウトレイジ」ロケ現場になった高砂ビルもありますよ🎬その他にも、「Sweet Rain 死神の精度」、「新宿インシデント」「黄金を抱いて翔べ」の撮影でも使われました。映画のロケにも選ばれるこの建物は、何とも言い表せない雰囲気です。行ってみないとわからない独特の空気感、古き良き時代を思わせる…とでも言うべきかな。
ハイブランドのお店やおしゃれなカフェなども立ち並び、大丸神戸もあるのでお買い物には便利です。
レトロなビルが多いのですが、残念ながら築100年を超える神戸・旧居留地の近代建築「商船三井ビルディング」(神戸商船三井ビル)は2027年に閉館されることになりました。老朽化が原因だそうです。今後どうなるかは所有者の商船三井さん次第ですね。
・古い洋風建築が残る通り
・カフェやブティックの並ぶ細い道
・写真スポットにも人気の街並み
街路樹が並ぶ通りは、季節ごとに違った雰囲気を見せてくれます。
🚶 アクセス
旧居留地は三宮・元町エリアから徒歩圏内です。
- JR「元町駅」より徒歩約7〜10分
- 各線「神戸三宮駅」から徒歩約10分
- 商業施設やショッピングエリアとも隣接
(※公式サイトを参照)
🧭 こんな人におすすめ
- 神戸の歴史を感じたい人
- 洋風建築や街並み写真が好きな人
- 散歩しながらカフェめぐりしたい人
- 三宮・元町散策の合間に立ち寄りたい人
📝 まとめ
神戸旧居留地は、開港と共に外国人の拠点として生まれた歴史ある地域。
現在では、歴史を感じる建物とおしゃれなお店が共存する洗練されたエリアとして、多くの人に愛されています。
散歩しながら歴史を感じたり、カフェでひと息ついたりできる街並みは、神戸らしさを味わえるスポットです。

