先日、**神戸市立博物館**で開催中の「**大ゴッホ展 ~夜のカフェテラス~**」に行ってきました。会期は2025年9月20日(土)~2026年2月1日(日)です。本記事では、混雑状況、見どころ、アクセス、注意点などを実体験をもとにレポートします。
🖼️ 展覧会概要/混雑・予約情報
このゴッホ展は阪神・淡路大震災から30年の取り組みのひとつとして開催されています。世界的に高い人気を誇るオランダを代表する画家の一人、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-90)の《夜のカフェテラス》をはじめとする名品の数々が展示されています。
今期開催の第1期では、オランダ時代からアルルに至る画業前半を紹介し、誰もが知るファン・ゴッホになるまでを辿り、2027年に開催する第2期では、《アルルの跳ね橋》《夜のプロヴァンスの田舎道》など、アルルから晩年までの画業後半に迫ります。
両期間合わせると作品数は100点にものぼるそうです。
2025年9月20日からスタートしたばかりで、特に土日は混雑しています。土日祝日に来館するなら今のところ**予約優先制**なので、Webで事前予約(およびチケット購入)を済ませておくのがおすすめです。
私が訪れた日は、予約なしの入場待ちで2時間待ち、という状況でした。また、午後3時半には受付終了していたようで、予約をしていて正解でした。
ミュージアムカードはお得?
もしこの博物館にこれから数回行く予定があるなら、**ミュージアムカード(年額3,000円)**が断然おすすめです。常設展だけでなく、特別展も無料になるため、毎回チケットを買うよりお得です。
🎨 展示・見どころレポート
展示構成も充実しており、ゴッホ作品だけでなく、ゴッホに影響を与えた、クレラー=ミュラー美術館が所蔵する印象派のモネ、ルノワールらの油彩画も展示されています。
- 保存状態の良い作品が多数展示されており、年代を感じさせない美しさ
- 撮影可能な作品も一部あり(5作品のみ、説明ボードやキャプションは撮影禁止)
- 作品にぐっと近づける展示設計で、筆のタッチや質感が間近で感じられる
作品の価値には詳しくありませんが、暗い色ばかりの作品から明るい色が使われるようになっていたり、暗い色しか使っていない作品でもその場の雰囲気や人の表情が伝わり、なんともノスタルジックで心に残る体験でした。
色使いの変化も見どころだと思います。
*画像は個人利用に限りSNS等での掲載が許されています*






音声ガイドの活用を検討
この日は音声ガイドを使いませんでしたが、次回はぜひ使いたいと思います。音声ガイド「ナビゲーター」は俳優・綾瀬はるかさんが担当。料金は700円ですが、「支払いは現金のみ」なのでご注意ください。
📍 アクセス・館内設備・注意事項
博物館の立地は便利で、JR「三ノ宮」駅西口から徒歩約10分、またはJR「元町」駅東口から徒歩約10分です。三宮センター街にあるZARAから南へ直進すればすぐ着きます。
館内のお楽しみ要素
館内には 「昭和・明治の名建築を感じられるカフェ」があり、入場券なしでも利用可。鑑賞後の休憩にもぴったりです。
巡回スケジュール・開催情報
この大ゴッホ展は以下のような巡回予定になっています
- 神戸:2025年9月20日(土)~2026年2月1日(日)
- 福島県立美術館:2026年2月21日(土)~5月10日(日)
- 東京・上野の森美術館:2026年5月29日(金)~8月12日(水)
- 2027年以降も神戸・福島・東京で開催予定
開館時間・休館日
開館時間は通常 9:30~17:30、**金曜・土曜は20:00まで延長**。展示室の入場は閉館30分前まで可能です。休館日は原則月曜日(ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌平日に休館)です。
✅ まとめと注意ポイント
混雑や受付終了時間を考慮すると、平日の訪問がいいかもしれません。土日祝日は予約なしで訪れると長時間待つ可能性が高いので、事前予約&購入が安心です。
また、音声ガイドやグッズ購入時の支払い方式、撮影可否など、注意点も押さえておきたいところ。展示をより深く楽しむために、次回は音声ガイドを使ってじっくり鑑賞したいと思います。
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